ノコギリヤシが薄毛に効果があるって本当?

薄毛に悩んでいる人でしたら、ノコギリヤシが薄毛に効果があるという話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
実際に薄毛改善を目的としてノコギリヤシが配合をされたサプリメントやドリンクが販売をされていますが、その効果はどれ程のものなのか…。
とても気になりますよね?
ノコギリヤシはドイツを始めとするヨーロッパ諸国では医薬品として認められており、前立腺肥大症の治療薬として一般的に使用をされています。
前立腺肥大症への効果については各国で研究がおこなわれ実証をされていますが、前立腺肥大症への効果と薄毛への効果には何か関係があるのでしょうか?
加齢によって生殖機能が弱くなってくると、失われた機能を回復させるためにテストステロンという男性ホルモンが多く分泌をされます。

そして、過剰に分泌をされたテストステロンは、5αリダクターゼという変換酵素と結びつき、ジヒドロテストロン(DHT)という働きの強いホルモンに変換をされます。
前立腺肥大症は、DHT の働きによって前立腺が肥大化をして、尿道を圧迫させ、排尿障害を引き起こす病気で、ノコギリヤシには、5αリダクターゼの働きを抑える作用があることから前立腺肥大症の治療薬として使用をされてきました。

実は、男性型脱毛症(AGA)も5αリダクターゼの働きによってDHT に変換をされることが原因だと言われています。
薄毛に悩んでいる人でしたら、AGAの治療薬として使用をされているプロペシアという薬を聞いたことがあると思いますが、このプロペシアもDHTへの変換を抑制することで薄毛を改善させる効果のある薬です。
プロペシアとノコギリヤシは、薄毛への効果が発見をされた過程も似ており、前立腺肥大症の治療のためにプロペシアを服用していた患者さんの髪の毛が太くなったことから薄毛改善への効果が発見をされました。
ノコギリヤシの薄毛への効果を疑問視する人もいますが、研究が進むにつれて、徐々に実証をされてきており、日常的にノコギリヤシを食べる習慣のあったインディアンに薄毛の人が少なかったことからも、何らかの効果があることは間違いないでしょう。