ノコギリヤシの効果は古くから知られていた

近年、サプリメントやお茶などとして店頭でも見かけるようになったノコギリヤシですが、ノコギリヤシと人間の関係は実は古いことをご存じでしょうか?
ノコギリヤシは、ギザギザとした突起のある葉を持つヤシ科の植物で、北米南東部に自生をしています。
現地では、ノコギリヤシが野生動物の貴重な栄養源となっていますが、野生動物だけではなく、先住民族であるインディアンもノコギリヤシを食べて生活をしていました。

日常的に口にすることでノコギリヤシの効能に気がついたインディアンは、滋養強壮や尿トラブル、疲労感の改善などのためにノコギリヤシを食べるようになり、その効能を親から子へと代々伝えていきました。
そして、19世紀に入り北米へ移住をしたヨーロッパ人が先住民族に古くから食べられているノコギリヤシに注目をして研究を始めました。
19世紀の初頭には、すでに前立腺肥大症の治療薬として使用がされており、その後、これらの果実に含まれている成分に前立腺肥大症や排尿障害の症状を改善させる効果があることが判明をし、1990年にフランスのシャンポール博士が前立腺肥大症への効果を発表したことで、ヨーロッパ全土へと知られるようになりました。

また、中国でも泌尿器疾患を改善させる漢方薬ととして古くからこれらが使用をされています。
日本では、主に健康食品のサプリメントとして販売をしているノコギリヤシですが、これらの研究が進んでいるヨーロッパでは医薬品として認められており、前立腺肥大症などの泌尿器疾患の治療薬として実際に使用をされています。
サプリメントとして販売をされていると、どの程度の効能があるのか疑わしく感じるかもしれませんが、ノコギリヤシについては古くから治療薬として使用をされてきた歴史があり、現在でも泌尿器疾患を治す治療薬として使用をされていることから、泌尿器疾患に対する効果があることは疑いようがありません。
また、泌尿器疾患の治療薬として使用をしていく中で、男性型脱毛症の改善や男性機能の回復に効果が期待できることもわかってきています。